- ホーム
- 大阪市港区で借地権を売却・買取をご検討の方へ
面倒な借地権の取引も経験豊富なLIXIL不動産ショップメイクなら安心
お客様が所有されている不動産が「借地権」付きの物件だった場合、つまり、土地所有者が別にいるケースでは、建物の売却や建替えにも煩雑な手続きが必要になります。
大阪市港区のLIXIL不動産ショップメイクは、大阪市所有の借地権の扱いにも精通しております。港区と大正区の借地権付き物件の相続や売却、建替えでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
こんなお悩みはありませんか？
- 借地権を売却したいが、具体的にどうしたらいいかわからない
- 売却にかかる費用や流れを把握しておきたい
- 借地権を相続する場合の手続きが知りたい
- 借地上の住宅を建替えたい
- 底地を買取りたいけど手続き先や手順が分からない
借地権とは
「借地権」とは、一言で言えば「建物を建てる土地を借りるための権利」です。借地権には「地上権」と「土地賃借権」の2種類がありますが、建物の所有を目的としている場合はほとんどが賃借権となっており、地上権が設定されているケースはほとんどありません。
当社が主に扱っている大阪市港区の借地権も、ほぼすべてが賃借権となっていますので、ここでは賃借権を前提にご説明してまいります。
借地のメリット・デメリット
-
借地のメリット
借地の一番のメリットは、何と言っても「固定資産税がかからない」ことでしょう。立地の良い物件の場合には、固定資産税がどうしても高くなりますので、地代を払ったとしても結果的に安く済むケースが多いのです。
また、建物を建てる際に土地を購入する費用がかからないため、総合的に見た場合、経済的な負担が軽くて済みます。
-
借地のデメリット
借地の最大のデメリットは、「売却が難しい」ことです。土地の所有権がないために、建物を売却したくても購入希望者住宅ローンが使えず、現金購入できる買い手を探さなければなりません。
また、土地所有者に地代を払わなければならないほか、売却時はもちろん、建替えや増改築にも所有者の承諾や費用がが必要な点も、デメリットだと言えるでしょう。
当社では確実に借地権を売却できます
前述の通り、売却が難しいと言われる借地権ではありますが、当社なら、確実な売却が可能です。お預かりした物件は、まず「近畿レインズ（近畿圏不動産流通機構）」に登録して市場に出しますが、一定期間様子を見て、万一売れなかった場合は当社で買取をさせていただくことも可能です。もちろん、最初から買取でのご依頼もお受けしております。
事前にお客様としっかりご相談した上で、販売する期間や希望価格を決定するため、売却後に住み替える時期や資金の計画を立てやすくなります。相続物件の場合には、他の相続人への説明もしやすくなるのではないでしょうか。
地域に密着した事業を20年以上に渡りおこない、地域事情を独自のノウハウを蓄積してきたからこそ、他社では実現できない（または嫌がる）ような借地権の売却も可能としてまいりました。お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
大阪市所有の借地について
大阪市が所有する借地は、主に港区を中心に多く存在しています。
大阪市所有の借地を管轄するのは主に契約管財局と港湾局なのですが、契約管財局では現在保有している賃貸地の払下げに対応をしております。中には大阪市所有の借地権のまま建物を所有し続け、かつ利用をされてない方、もしくは今後、その建物を必要としない方もいらっしゃいます。
当社では、そのような建物、つまり借地権を買い受ける一方で、その後大阪市から土地の払下げ（買取）を受けて所有権を取得、リフォームや建替えをした上で市場で販売してまいりました。そのような実績で積んできたからこそ、これまでの知見やノウハウを活かし、借地権の売却におけるお悩みを当社では解決することが可能となっております。
契約管財局の管理地
大阪市契約管財局が管理する借地の場合、かつては一筆の土地の上に複数の建物、つまり複数の借地契約があるところも多くありましたが、現在ではそのような大きな土地も、それぞれの賃貸地に合わせた分筆登記が進んでいます。売買にかかる手続きも比較的スムーズに進むようになり、譲渡承認申請も2週間ほどで受理されるケースが多いようです。
港湾局の管理地
契約管財局の管理地が払下げを前提に管理されているのに対し、港湾局の管理地は「大阪市臨海部の港湾事業を円滑にすること」がその管理目的となっているため、払下げは対応しておりません。
借地権付き物件をお持ちの方へ
売却をご検討されている方
借地権付き物件を確実に売却する方法として、あらかじめ定めた期限までに市場で売れなかった場合、当社による「買取」のご提案もさせていただいております。もちろん、市場で買い手が見つかれば、買取よりも高い金額で売却できる可能性もあります。
しかし借地の場合は、現金で購入できる方に買い手が限定されるため、売却までに時間がかかる場合も多いのです。買取には仲介手数料や名義書換承諾料が不要というメリットも。あまり時間をかけずに売却したいとお考えのお客さまは、買取もぜひご検討ください。
建替え（再建築）をご検討の方
借地のままで建物の建替えをお考えの場合、住宅ローンが使えないため、解体や建築にかかる費用はすべて現金でご用意いただくことになります。さらに土地の所有者である大阪市に対し、建物の再建築の承諾料を支払う必要があります。
もしその土地を大阪市から購入して所有者となった場合には、上物の建替え費用を住宅ローンで借り入れることは可能です。しかし、土地を購入する場合、土地購入代金はやはり現金で支払わなければなりません。つまり、いずれにせよまとまった額の現金が必要になるのです（※土地の購入に住宅ローンが使えない理由は当社にお問い合わせください）。
当社では、売却だけでなく建替えのご提案も可能です
「自己資金はないが、借地に建っている建物の建替えをしたい」
当社なら、お客様のこんなご要望にもお応えできます。通常、借地権付きの物件では、ローンを組んでの建替えは難しいのが実状です。
しかし当社なら、独自のスキームで住宅ローンを組んでいただくことが可能です。これまで支払ってきた地代と同等額の返済で、土地を取得できたケースもございます。建替えを希望される方は、あきらめずにぜひ一度当社までご相談ください。
借地権のある物件の相続もお任せください
相続した不動産が借地権付きの物件だった場合、相続人はその土地の所有者に対して、相続手続きを行う必要があります。これが済んでいないと、建物を売却したいと思っても、手続きを進めることができないのです。
また、所有者が大阪市だった場合には、相続登記の前に売買の際と同じ手続きが必要になります。この煩雑な一連の作業も、当社がサポートいたします。当社独自のノウハウで、お客様への負担が少ない方法をご提案しますので、まずは一度ご連絡ください。
借地権に関する事例について
-
土地所有者へ相続手続きをしていなかったケース
-
自営業のお客様で、17年前にご自宅の借地建物を相続された際、土地所有者である大阪市に対し、相続の手続きをしていなかったケースです。さらに、所有者への手続きがないまま、建物の相続登記・自営の法人での移転登記手続きをされており、悪いことに当時の書類が何も残っていなかったのです。
このような場合、違約金が発生したり、追加の賃料を請求されたりするケースもあるほか、譲渡承認が得られずに、売却ができなくなる事態もあり得ます。
-
当社が行った対応
- このケースでは、根気強く大阪市側と協議や交渉を重ねた後、1年近くの時間がかかりましたが、最終的に譲渡承認手続きを完了することができました。今回は幸運にも手続きを終え、売却できる状態まで持っていけましたが、このような事態を避けるためにも、相続や建替えなどをする際は、必ず土地所有者に確認しながら進めることが大切です。
-
借地権に不慣れな業者に依頼してしまったケース
-
不動産を扱っている業者なら、どこでも借地権関係の手続きができるとは限りません。大阪市港区にある相続不動産の売却を、北区の業者に依頼されたお客様のケースでは、その後1年以上経ってもまったく物件に対する問い合わせがなかったそうです。
不審に思ったお客様からのご依頼で当社がお調べしたところ、この業者は借地権の取引に不慣れだったため、土地所有者への手続きはもちろん、売却条件の確認も一切されていませんでした。結果として、その1年分の地代や固定資産税など、不要な出費の負担を余儀なくされてしまったのです。
-
当社の見解
-
このケースでは、借地権を扱った経験がほとんどない業者に依頼してしまったため、お客様には時間的にも経済的にも、余計な負担がかかってしまいました。
その後、上記の状況をお客様にご説明し、当社が改めてご依頼を受けて無事に売却できましたが、測量など各種の手続きを一から行わなければならず、かなりの時間がかかってしまいました。借地権の売買は、経験が豊富で事情に詳しい業者に依頼することを強くお勧めいたします。
お問い合わせ・無料査定の
ご依頼はこちらから
0120-57-8118【受付】9:00～20:00【定休】年中無休
LIXIL不動産ショップメイクでは、お客様からのご相談や査定を無料で承っております。大阪市港区で借地権のある物件の相続や売却、建替えを検討されている方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。
